漬物樽9L

徳島県石井町 15000円

 

ぬか漬け用に頼みました。

以前、タッパーを用いて冷蔵庫の中でぬか漬けを作っていましたが、発酵がなかなか進まなかったり水っぽくなったりであまりうまく行きませんでした。

 

やっぱり常温でたっぷりのぬかで漬けたくなって容器を探すことにしました。

 

容器としては陶器の甕(かめ)、ホーロー、タッパー、木製樽、ジップロック、などがあります。大きなものが良かったので、甕、ホーロー、木製樽で検討しました。

昔、母が作っていのを思い出して、陶器の甕(かめ)もいいなと思ったんですが、9.0Lサイズでは重さが約5.8kgにもなるのでやめました。ホーローの容器は衛生的で見た目もスッキリしているので最後まで悩みましたが、木製樽に決めました。

 

というのも、毎年、木製樽で味噌を作っているのですが、それがとても美味しいんです。どうやら樽自体に麹菌が住み着いて年々美味しくなるらしいのです。そこで、きっとぬか漬けの場合も乳酸菌が住み着いて美味しくなるに違いないと期待しました。「ぬか漬けの基本 始める 続ける。」という本で、著者の山田奈美さんが木製樽を使っていたのも決め手になりました。

 

ふるさと納税で探したところ、徳島県石井町で見つけました。岡田製樽というところの漬物樽のようです。

綺麗な柾目の側板で、タガはステンレス製でスッキリしています。

 

中蓋もついています。底にはボンドを使っている痕が見えますが、お手頃価格なのでしょうがないところです。

 

ちなみに・・・

「樽」は側板に板目が用いられます。板目は水分を通しにくい性質のため、液体の貯蔵に向いています。酒樽や醤油樽などですね。貯蔵のための蓋がついていることが多いです。

板目

 

「桶」は側板に柾目が用いられます。柾目は水分を吸収しやすく耐久性に優れているため、すし桶などの適度に水分を吸収してほしい場合や、風呂桶などの使用頻度が多くて耐久性を求められる場合に使われます。通常は蓋はありません。

柾目

 

なので、これは「漬物樽」ではなく、正しくは「漬物桶」かもしれませんね。ただし蓋はついていますが・・・(実際、漬物樽か漬物桶かは曖昧みたいです)

 

3-4kgのぬか床を入れて使っています。実際の使い心地をまとめるとこんな感じです。

・水分調整が不要

・適度に放置しても大丈夫

・側面についたヌカの拭き取りがしづらい

 

 

水は入れたり抜いたりしていないのですが、ぬか床は常に程よい硬さを保っています。おそらく木が水を吸収したり放出したりしてくれているのだと思います。これは手間いらずで本当に助かります。

 

またかき混ぜる回数も、最初、1日1回かき混ぜていたところ、少し変な味がしたりとうまく育ちませんでした。かき混ぜる回数を増やしたり塩を入れたりと調整しましたが改善しなくて。

逆にちょっと放ったらかしてみたところ、一気に美味しくなりました。今では適当にかき混ぜるだけになっていますが、ぬか床は順調に育っています。おそらく通気性が良いので嫌気性菌が生えにくいのだと思います。

 

樽の内側の壁についた余分なぬか床はカビの元になるため拭き取る必要があるのですが、木製樽では綺麗に拭き取れず逆に塗りこめるような形になってしまいます。そこが欠点なのですが、樽自体に乳酸菌が住み着いてくれるからか、今のところカビが生えることはないのであまり気にならなくなりました。

 

木製樽で作るぬか漬けは、タッパーなどで作るよりも遥かに手間いらずで美味しいので是非試してみてください。